双子の飛行機はいつから乗ることができる?

双子の飛行機いつから

双子を持つ家族で飛行機に乗る際、いくつか注意しなくてはいけないことがあります。また、双子を妊娠している場合も同様に細心の注意を払う必要があります。

新型ウイルスによって世界的にも飛行機で移動する機会が減ってきてますが、それでも遠出の際は利用することもあると思います。双子妊娠中の搭乗や双子の乳児を連れての搭乗などさまざまなケースがあると思います。

スムーズに飛行機を利用できるように是非確認して頂ければ幸いです。

目次

双子妊娠中は飛行機に乗れるの?

双子 妊娠

双子妊娠中に飛行機に乗る場合、通常の妊娠同様に医師への相談が必要となります。妊娠中は予期せぬ出産の可能性もあるので、予め相談しておく事で気持ちの面でも安心することが出来ますよね。

妊娠中はゆったりとした座席も必要になるので、座席の確保についても考えるところがあります。例えば、座席予約の際に隣の席に空きがある場合は気持ちの面でも優先的にそういった席を選びたいものです。

また、医師が診断書でOKを出した場合でも、やはり妊娠中はリスクがあるので、信頼できる同乗者がいた方が心強いですよね。

厳密にいうと、「条件付きで搭乗可能」とはなりますが、一般的には妊娠状態が安定する12週〜28週までならOKと考えられます。

とはいえ、妊婦さんの状態は一人ひとり異なるので、搭乗の直前までに総合的に判断することになります。

健康に自信がある人でも、こればかりは自分の意志ではどうにもなりませんから、医師に相談後、航空会社の規定を確認することが第一歩になりそうですね。

双子妊娠中で飛行機に乗る場合の必需品は?

チェックポイント

双子妊娠中で尚且つ、出産予定日が近い方に限っては、妊娠を証明する診断書が必需品となります。詳細は各航空会社によって異なってはきますが、国内各社の場合、出産予定日を含め28日〜8日前までだと診断書の提出を求められます。

ana

出産予定日を含め14日以内:「診断書」の提出および「医師の同伴」が必要。

出産予定日を含め15日以上28日以内:「診断書」の提出が必要。

引用元:ANA(妊娠中のお客様へ)

出産予定日まで残り7日という場合は、診断書に加えて医師の同伴が必要です。(JALの場合)

海外の航空会社も、基本的には日本の会社と同様ですが、予約の際に妊娠週を伝えたり、出発72時間以内に発行された産科医の証明書の原本と写しが必要など様々です。

各航空会社が欲しいのは、双子妊娠している女性に健康上の問題がなく、安心して搭乗できるという医師のお墨つきになります。

出産予定日が近い場合には、診断書が飛行機に乗る際の必需品だと言えそうです。

母子手帳

母子手帳もしくは、紛失のリスクも考えてコピーを持参しておくと良いかと思います。母子手帳には妊娠中の経過が記載されていたり、かかりつけの病院の連絡先なども記載されていますからね。

双子の乳児を連れて飛行機に乗る場合の注意点は?

双子

同伴できる人数と座席の確保

双子の乳児を連れて飛行機に乗る場合は、同伴できる人数と座席の確保が主な注意点となります。

それからチャイルドシートを使うかどうか、同伴する子供の年齢によっては小児運賃の航空券が必要になることがあるのも、注意点の1つです。

国内線と国際線でもルールが違ってくるため、乳児だから大人運賃だけで乗れるとは思わず、必ず確認してから座席を予約しましょう。

ちなみに非常口の席は安全上の観点から、指定できないことになっています。

隣同士で着席できない

加えて、膝の上に子供を乗せた人は、隣同士で着席できないルールがあることにも注意です。大人二人でそれぞれ双子を一人ずつ膝に乗せたい場合は、前後か通路を挟む形で座ることになります。

チャイルドシートは大人一人に2歳以下の子供が二人同乗する際に、膝に乗せない子供の席の確保と共に必要です。

大人一人に対して子供は何人まで同乗できる?

飛行機

日本を代表する航空会社は、3歳未満の幼児は二人までの同伴を認めています。しかし、膝に乗せられるのは子供一人までなので、双子であればもう一人分の座席を確保することが必要です。

もう1つ気をつけたいのは、妊娠中で出産予定日から28日以内の場合に同乗できるのが幼児一人までということです。

例えば、乳児が三人いる場合、面倒を見るのは大変ですし、妊娠中となれば更にハードルは高くなるので、大人二人に対して子供三人までが基本と言えそうです。

規定についてはは航空会社ごとに異なるので、必ず予約前に問い合わせたり確認してから、飛行機に乗る準備を始めましょう。

不明だったり不安な点は質問して疑問を解消してから予約するか、大人二人で双子と同乗するのが無難と言えそうですね。

大手航空会社の子連れ家族への配慮やサービスについて

大手航空会社は子連れ家族に対して、様々な配慮やサービスを提供しています。

JALの場合

JALは事前に予約が必要ですが、

  • 赤ちゃん用ベットの貸し出し
  • 紙おむつやおむつ交換台
  • 離乳食・幼児食
  • ミルク作りのお手伝い
  • 事前改札サービス

などあります。

おもちゃや毛布も貸し出していますし、ベビーカーの持込み、預かりと痒いところにも手が届きます。

ANAの場合

ANAも同様に、

  • 赤ちゃん用ベットや紙おむつ
  • おむつ交換台
  • 粉ミルク完備
  • ベビーミール・チャイルドミール
  • 事前改札サービス

などもあります。

ベビーカーは機内への持ち込みは基本出来ませんが、手荷物に預けた後でも空港内での貸し出しはあるので空港内を散策する場合は便利ですね。

手持ちベビーカーは、機内持ち込み手荷物の規定サイズ(一人10kgまでで、尚且つ(45cm × 35cm × 20cm以内))を下回る場合のみ持ち込むことも可能になります。

まとめ

今回は双子と飛行機に関して紹介しました。双子でなくとも子連れの場合、色々と気にかけなくてはいけない場面もありますよね。

今回紹介した内容を知っておくだけでも飛行機に乗る際には役に立つかと思いますのでぜひ参考にしていただければと思います。

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