コロナ禍、双子育児の孤立化が深刻に。頼りになる多胎サークルの存在

コロナ ふたご家庭

コロナウイルスの感染状況が連日報道され、小さな双子ちゃんを育てるママたちも不安や閉塞感を感じつつ過ごされているのではないでしょうか。

双子ちゃんは「かわいい、楽しそう、いつも一緒」などのイメージだけが先行し、その裏に潜む過酷な妊娠・出産・育児の問題が表面化されにくいのが現状だなと、日々感じています。

この記事では、コロナ禍における双子育児の孤立感と、その乗り切り方として多胎サークルをご紹介します!

自粛生活の中でもどうか1人で抱え込まずに、こんな方法もあるのかと思ってもらえたら幸いです。

目次

【双子ママの声】コロナ禍で外出困難感が加速。引きこもりがちになっています。

孤独

実際に、双子を育てるご家庭に今お困りのことを伺うと、多くの方が外出の困難さを挙げられます。

「外出が大変で1人では双子を連れてどこにも行けず。双子の通院もあるのに。」

「今日こそ外に行くぞ、と準備しても、出発直前に吐き戻し。心が折れました・・・。」

「何とか双子を連れて外出しましたが、ずっと2人ともギャン泣き。二倍の声なので周囲にも響き渡り、周りの目が。虚しくなって自分も泣きながらそのまま自宅にUターンしました。」

以前から、この外出困難感は双子家庭が抱える”あるある”として大半の方が経験されています。しかしながら、コロナ禍の今、この課題に更なる問題が発生しています。

それは、外出の際の人手制限や、外出のきっかけがなくなり、双子家庭がさらに孤立していってしまうということです。

やっとの思いで思いで準備をし外出が叶っても、三密回避のため「保護者は1人のみ入室可能」と決められている病院や、自治体の定期健診でさえも、保護者は1人までと言われたという声を多く聞くようになりました。

また、子育て支援施設の使用制限や休業、公園の遊具使用禁止など、そもそもの外出のきっかけもなくなりつつあります。

双子家庭が抱える外出困難感とは

では少し双子を連れての外出を想像してみましょう。

生後3ヶ月の双子ちゃん2人を連れて、電車に乗って通院するとします。

2人分のミルクやお湯、湯冷まし、着替えにオムツなど。ママの荷物には2人分の母子手帳や診察券なども。電車に乗るので双子用ベビーカー。それだけでも総重量20kgを優に超えてきます。そこに2人の子どもたち。

外出の準備が整っても、2人とも機嫌がよいことはそうそうありませんよね。また、外出直前のうんちや吐き戻しなど、「え!今なの?」ということも”あるある”ではないでしょうか。

やっとの思いで出発しても、まさかの同時泣き。周りからの視線。

双子用ベビーカーでの外出のため、エレベーターのある箇所を下調べしてきたのに、まさかのエレベーターが点検中で・・・。

そうなんです、双子を連れての外出は、想像以上に困難を極めます。

「こんな大変な思いをしてまで外出する必要は?」と思われるママも多いのです。その結果、なるだけ外出を避けるようになり、双子家庭は社会から孤立していってしまいます。

また、コロナ禍では家族間の感染を防ぐため、ご実家や義実家からのサポートを取りやめたご家族も多く、サポート体制にも大きな影響が出ています。ますます孤立の一途を辿るわけです。

双子育児の孤立を防ぐために、双子家庭との繋がりを持とう

サークル

同時、もしくは変わるがわる泣き叫ぶ双子たちと延々と同じ空間にいると、ママ自身もさらに追い詰められて正常な判断ができなくなってきてしまいます。

双子や三つ子などの多胎児の虐待リスクは、単胎児の約4倍です。近年多胎児家庭の悲しいニュースを目にする機会も増えています。そのニュースをみた双子ママたちは「このニュースのママは私だったかもしれない」と口を揃えていいます。

そうなる前にぜひ思い出していただきたいのが、「多胎サークル」の存在です。

多胎サークルに参加してみよう

街中や公園、子育て広場などではなかなか出会うことのできない双子ママ。それもそうなんです。多胎の出生率は全体の1%。つまり、100回の分娩があれば、その1回が多胎児のお産なんです。

でも、間違いなく1%はいるんです!

そんな双子や三つ子のママたちが集まり、不安なことや悩み、多胎に関する情報交換をするのが「多胎サークル」です。

「双子ママに会えるなら、双子に関するお話ができるなら」

と、なんとか双子ちゃんを連れて参加してくださっています。それだけ同じ境遇の方と出会えて、話ができるということは大変貴重な機会なんですよ。

多胎サークルには、ママたちの居場所づくりの意味合いと、外出のきっかけ作り=孤立予防になるという観点もあります。

ぜひ、「お住まいの地域 双子サークル(多胎サークル)」で一度検索してみてくださいね。

お住まいの地域になかったとしても、近隣に存在するかもしれません!

コロナ禍ということもあり、場所を決めて開催している拠点型の多胎サークルは中止というところも多いのですが、その代わりにオンラインにて交流会を実施しているところも多数あります。

両脇に双子ちゃんを抱えて汗だくになりながら移動する必要もなく、自宅にいながら気軽に双子ママとお話ができるなんて、夢のようですよね。

SNSでの双子ママとの交流も検討

そうは言っても、妊娠から出産、育児のことはナイーブだし気軽に相談できない。匿名性を持ちたいというママもいらっしゃるかもしれません。そんな時はSNSで双子ママと話すというのも一つの方法ではないでしょうか。

SNSで双子ママを検索すると、本当にこんなにいるの?!というくらいたくさんの双子ママが参加しています。

お話をしなくても、他の双子ママの情報が参考になったり、ああこんな思いをするのは自分だけじゃないんだ!と勇気をもらえたり。ご自身の無理のない範囲で、横の繋がりを作ってみてはいかがでしょうか。

さいごに

コロナ禍で小さな双子ちゃんを必死に育てていらっしゃるママ。本当に毎日必死ですよね。これ以上頑張れないくらいに、みなさん頑張っていらっしゃると思います。

毎日お子さんと向き合っていると、大人との会話がなく社会から離れてしまったような気持ちにもなるかもしれません。

そんな時はぜひ「多胎サークル」の存在や、SNS上の双子ママの存在を思い出してもらえたらと思います。

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