双子の離乳食はなにかと大変!与え方や少しだけ楽になるコツ
何かと大変な双子の食事。特に離乳食の時期は思うようにいかなくて、心折れる方もいるのではないでしょうか。
双子の場合、どんなことでも2倍かかってしまうので、手間や大変さも単純に2倍ですよね。双子育児はいかに効率良く、楽ができるか!?という事も日々繰り返される日常でのポイントかもしれません。
そこでここでは双子の離乳食に的を絞って、今よりも少しだけ楽になるかもしれない…そんな内容をまとめてみましたので参考にしていただければと思います。
双子の離乳食は色々大変
生後半年を迎えるころから、双子の離乳食を開始するご家庭も多いと思います。
生後半年頃から離乳食を開始する理由は、赤ちゃんの発達の段階がこの時期と色々リンクするためだと言われています。また、離乳食開始の目安と言われているのが、
- 首がすわっている
- 寝返りができる
- 支えてあげることでお座りができる
- 食べ物を見て興味津々
などが離乳食開始の目安とも言われています。もちろん子供の発育や発達には個人差があると思いますので、あくまでも目安です。
そして「ゴックン期」から1回食、2回食、3回食と離乳食の回数を増やしていくわけですが、毎回毎回のこの食事が大変です。
双子を順番に離乳食を与えると、どうしても時間がかかったり、時間差で一人づつあげる事でもう片方がその間泣いてしまったり、ぐずったり…。
椅子を並べて二人同時に離乳食を与えると、離乳食を与える側はバタバタしてしまいますし、私たち親も余裕がなくなってしまいますよね。
また、食事が終わるまできちんと椅子に座ってくれている子であれば良いですが、動くことを覚えた子は椅子から脱出を試みます。
椅子から脱出しようとする理由には、
- 動きたいから
- 別のものに興味を惹かれた
- お腹が空いてないから
- 離乳食の習慣ができてないから
など色々な理由が言われていますが、赤ちゃんの食習慣をつけるためにも離乳食を与えている時くらいは座っていて欲しいですよね。
とは言っても2人いると都合よく止められないので好き放題され、床や服も汚れて大変です。そうなるとやはり対策も必要です。
離乳食中の椅子から出る子の対策
離乳食中の脱出防止や立ち上がり防止として効果的なのが、ベビーチェア(ハイチェア、ローチェア)に付いているベルト。
このベルトにも「股ベルト」「肩ベルト」「腰ベルト」などがあり、脱出防止、立ち上がり防止に一役買ってくれます。
ただ、股ベルト1点のみだと立ち上がり防止にはなりにくいので、もし、余裕があるなら「股ベルト」「肩ベルト」「腰ベルト」の3点があれば安全性も高まるので安心です。
ベビービョルンのハイチェアなどは、赤ちゃんも抜け出さず、拭き掃除も楽だったのでおすすめですよ。
離乳食の与え方(あげ方)やコツ
離乳食は1回食の頃(離乳食初期)と2〜3回食(離乳食中期)、離乳食完了期では若干ですが与え方も変わってきます。
1回食の頃(離乳食初期)
離乳食初期の頃はとにかく食事に慣れてもらうことが目的ですので、赤ちゃんが嫌がった場合はすぐに切り上げても大丈夫だと思います。
決して無理強いすることなく、嫌がった場合は母乳や育児用のミルクをあげるようにして、満足させてあげる事も大切だと思います。
2~3回食(離乳食中期)
離乳食中期「7,8ヶ月頃」になってくると、おすわりも安定してくるので離乳食も安定して食べさせることができる様になってきます。
1歳〜(離乳食完了期)
この頃の双子たちはそれぞれの食べる姿に影響されて食事に集中することができなくなる事もあります。もちろん双子の性格もあると思いますので、それぞれの性格を見極めつつ食事に集中できるような対策を行う必要もあります。
双子育児で大切なのは、いかに時間をかけずに楽な方法を用いるか…ですよね。
手抜き・楽ができるかを考えてみる
双子の育児は冒頭でも書いたように何でも2倍です。なので、どうすれば負担を減らせるのかを考える事も大切です。
例えば、離乳食の場合だとレトルトが活躍してくれます。最近はレトルトでも高品質な離乳食用レトルトパックがありますので、利用できるものはぜひ積極的に利用しましょう。
※添加物が気になる場合は無添加のレトルトもたくさんメーカーから出ています。
ただ、離乳食に慣れて食べる量も増えてくるとレトルトの消費量は半端ないです。なので、レトルトのカサ増し術として、ニンジンやダイコンなどの野菜の皮を剥いて炊飯器で米と一緒に炊くのもおすすめ。
炊飯器は煮るよりも食材が柔らかくなるのでおすすめですし、何より、時短にもなりますのでまさに一石三鳥です。
まとめ
今回は双子の離乳食について色々紹介しました。
双子に限らず離乳食の時期は親としても大変な時期でもあります。特に初めての子育ての場合、色々試したりする事もあると思います。
ただ、双子の場合は何でも倍、大変ですので、いかにして自分の負担を減らすことができるか?を考える事も大切です。ぜひ先輩方の双子育児録を色々参考にされるのも良いと思います。
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