双子育児と仕事復帰について

双子育児と仕事復帰について

2月、3月は、保育園の入園が決まった方は入園に向けて準備を進める時期ですね。
準備を始めながら、それと同時に、仕事復帰したら毎日の生活はどうなるんだろう?と不安な気持ちで過ごしている方もいるかなと思います。

保育園の入園が決まってから、仕事復帰前後の時期のことについて経験談など書いてみたいと思います。

目次

双子育児と仕事復帰

・我が家の場合には双子の成長がゆっくりめだったので、0歳のときに仕事復帰が難しいと考え、1歳を過ぎてから保育園の申し込みをしました。

・上の子は0歳10か月から保育園
 
・双子は1歳8か月から保育園
 ※3歳から保育園と併用して療育にも通う

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仕事復帰~3年間

・通勤片道:1時間10分程度(電車通勤)
・時短あり:復帰1年目=1時間半時短、その後2年目と3年目は1時間時短。

4年目~5年目(現在)

・通勤片道:40分(電車通勤)
・時短なし:保育園送迎をパパをメインにしたことで時短なしに。

復帰前にやったこと

家族旅行

入園や仕事復帰の準備はもちろん、仕事が始まるとできないことをやっておくのがいいと思います!

自分の実家(遠方)への帰省

当時は、夫婦それぞれの実家から遠いところに住んでいたので私の実家も上の子の里帰り出産以来しばらく帰れていなかったので、帰省しました。
自分の親には何度か来てもらっていましたが、自分が実家へ子どもたちを連れて帰省はしていませんでした。

飛行機で帰省する距離なので、なかなか仕事復帰すると長期休暇の混雑する時期に帰るのが大変だなと思ったので、仕事復帰前に帰省しておきました。

旅行

これもやはり仕事復帰するとなかなか平日に動けなくなるので仕事復帰前に、近場ですが旅行に出かけました。

家の片づけ

育休中も双子育児に忙しく大変なのもありますが、仕事復帰するとそれ以上に家にいる時間がなくなるので、できるのであれば整理整頓をやっておくと良いと思います。
保育園用品などを置く場所も必要になるので、不要なものを処分するのもいいと思います。

病児保育、病児シッターの登録

我が家は3人いるのと、夫婦それぞれの実家も遠方だったのですぐに頼れる身内がいなかったので、病児保育と病児シッターの登録をしました。

自治体の割引制度や、会社の福利厚生の割引等など、いろいろと情報収集することをおすすめします。

ファミサポの登録

市によって登録方法もいろいろなので(説明会の有無等)登録方法を確認するところから始まります。
通常、ファミサポは提供会員の自宅での預かりが基本ですが、当時住んでいたところのファミサポでは、自分の家へ来てもらうことができました。
自宅でのサポートは、多胎という理由で例外的に可能でした。たまたまそういう自治体だったので、ほかの市では難しいかもしれません。

ちなみに、ファミサポとは別に、自治体独自の育児サポートサービスということで自宅にサポーターさんが来てくれるこういうサービスを実施しているところもあります。
ファミサポの内容を確認しつつ、その他育児関連のサービスもいろいろ調べてみるといいと思います。

ベビーシッターの登録

双子の入園前からベビーシッターの登録はしていたので、そのまま継続ですが夕方の忙しい時間帯に頼んだりしましたが、頼れる相手がいたことは心強かったですし、とても助かりました。
保育士資格もある方だったので、気軽にいろいろと育児の相談ができました。

あと、家事に関して、我が家は使いませんでしたが、夕飯用のミールキットや、家事代行など家事をラクにできることがあれば、いろいろ調べてみるといいと思います!
すでに使っている人も多いと思いますが、ネットスーパー(または生協)も便利ですね。
 

平日朝の生活パターン、子どもの送迎方法など計画を立てる。

やはり仕事復帰となると、朝が忙しくなります。朝のタイムスケジュールを考え、夫婦で共有して3月くらいから子どもの早起きの練習、4月以降の朝の生活の練習をだんだんと始めるといいと思います。
とはいえ、タイムスケジュールどおりに全く動いてくれないのが子ども。
うちの子は、こちらが焦っても言うことを聞くどころか逆に暴れ出すことも多かったです。
時間どおりに進まないことも考慮しつつ、時間に余裕をもたせておく必要がありますね。

復帰後、思ったよりも大変だったこと

寝落ち

1.子どもが体調不調で休むことが多かった

双子なので休みも2倍、うちは3人なので3倍?!でした。
復帰1年目は、かなり休んでしまいました。
休むときは、職場の同僚や上司への罪悪感を感じてしまいました。
  
時間差で順番にうつってしまうので、休みも長期間になります。
一人っ子と、子ども2人以上いるのかで休みの期間は全然違うと思います。
我が家も誰か1人が熱が出た時点で、3人順番に来る覚悟をするようになりました。
3人分だと思って、結果1人分の休みで済んだらラッキーくらいに考えられるようになりました。 

休むことで仕事で周囲の人に迷惑をかけたくない気持ちは誰でもありますよね。
こちらが罪悪感を感じると、不思議と相手も良い感情を持ちづらくなることがあります。
自分が迷惑をかけてしまう事実は変わりませんが必要以上に罪悪感を感じるよりも、周りへの感謝を感じることが周囲とうまくいくコツだと思います。
とはいえ、私も未だに仕事を休む度に感じてしまうこの罪悪感を手放す訓練中です。本当に難しい!
 
あと、最近はだいぶ減りましたが、子どもの休みの度にパパへの不満が募ったり、ケンカもしました。
どっちが休むのか、私ばかり、相手の態度にイラっとしてケンカ。
休んだから「仕事ができない」「仕事がすすまない」という気持ちでいると、なんで休まなければいけないのと不満が出てきます。
本音は、子どもが病気であれば「休んで看てあげたい」「子どもが心配」という気持ちですよね。
自分のなかの焦りや職場への申し訳なさが不満を生んでいました。

ママだけが、何で自分だけ?と思ってしまうと、たとえその時我慢できたとしても別のどこかでパパへの不満は必ず出てきます。
パパときちんと子どもの病気のときの分担や対応について、うやむやにせず、きちんと話をして向き合うことが大事かなと思います。

仕事復帰前にも、きちんと話をしておくと良いと思います。
ママは自分事に捉えるので、明確にイメージし、シミュレーションして考えたりしますが、多くのパパは自分事ではなく手伝う感覚なので明確なイメージがなくぼんやりしていることが多いです。
ただ、このママとパパの感覚の違いを責めてしまうとただのケンカになるだけなので、落ち着いて、お互いにどうするのがいいのか話し合うと良いと思います。

また、子どものことで休みすぎて、自分の体調不良時に休みをとることを躊躇してしまい、無理をしてしまうことがありました。自分自身も無理をせず体調を整えることが大事ですね。

2.ほぼ毎日寝落ちしてしまう

私の場合には、ほぼ毎日のように寝落ちしてしまうことが多く、子どもが寝た後に自分の時間を過ごせるママがうらやましかったです。
子どもを寝かしつけるころには自分の気力体力も尽きました。
たぶん、自閉症児も含め、手のかかる3人濃いキャラ子ども達なので仕方ないのかもしれませんが。
仕事復帰から3年くらいは、夕方~夜にパパがいないことが多かったので、夕方シッターさんに来てもらう日もあり、その日は子どもが寝た後にホッとできる自分の時間ができました。

自分が寝落ちしても翌日なんとかなる状態で寝るようにしました。
どうしてもやらないといけないことは済ませてから子どもの寝かしつけをしていました。
私が早起きが苦手なので、家事の時間をどう確保しようかと困ってはいましたが、当たり前ですが、自分が頑張るか、人の手をかりるしかないのかなと思います。
また、便利な家電を使ったり、なるべく家事がラクになるよう手抜きをして良いと思います。

3.毎日の送迎も2人いると大変

とにかく普通に歩いてくれないわが子3人。一瞬たりとも目を離せない自閉症の子。
逃げないように注意するだけで大変で、ほかのママとお話する余裕は全くありませんでした。
幸いに荷物の少ない保育園だったのでとても助かりましたが、金曜日など持ち帰りが多い時には大変でした。

やはり双子で2人いると(我が家は上の子も含め保育園児3人でしたが)荷物が大量なので持っていくのが大変ですね。もちろん毎朝の準備も、夜の洗濯も大変でした。

また、我が家は、ベビーカーから一瞬で逃げ出す双子だったので保育園で使うのと同じ業務用のお散歩カーを買って3人乗せて徒歩で送迎していました。
ここ2年間は引っ越しして転園してからは車送迎となっていますが。
  
静かにベビーカーに乗ってくれているうちはいいですが、歩き始めると2人いるとなかなか大変なこともあるかなと思います。

4.仕事が思ったようにできない

残業できない場合や、時短をとることで就労時間が短くなってしまいます。
時間をかけられないので、どうしても自分の思うところまで仕事ができず、悔しかったりすることもあると思います。

期限のある業務は先にやるように工夫、情報を同僚や上司と共有できるように工夫すること休んでしまったときにスムーズにお願いできるように工夫しておくことなど大事かなと思います。
 
また、短い時間で仕事をこなさなければいけないので、別のやり方、本当はやらなくていいことに気づくきっかけにもなるかもしれません。      
時間をかけられないからこその効率的な方法だったり、集中力だったり生まれることもあるかなと思います。

さらに、私もどちらかというとそうなのですが、完璧を求めてしまいがちなタイプの方には、「完璧でなくてもいい(ものもある)」「周りに頼る」「できない」ということを体験することなのかもしれません。

最後に。。。

子どもの保育園入園でドキドキしながら自分の仕事復帰のことも考えていろいろとあわただしくなる時期かなと思います。うまく周りに頼りながら、無理せず、両立しなければと考えすぎず、気軽に手を抜きながらがんばりましょう!

きっと大丈夫です!

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